米Microsoftは21日、Windows XP Service Pack 3(SP3)を製造工程向けにリリース(RTM)したことを明らかにした。OEMおよびエンタープライズ顧客向けの提供となり、一般向けには4月29日から提供する予定としている。
Windows XP SP3は、これまでに公開されたWindows XP用の修正プログラムなどをまとめて提供するパッケージ。2004年9月に公開されたWindows XP SP2ではセキュリティ面の強化など各種の新機能の追加や仕様の変更があったが、Windows XP SP3は安定性やパフォーマンスの改善などを主な目的としており、新機能はWindows Server 2008でサポートされるNetwork Access Protection(NAP)への対応など数点にとどまっている。
Windows XP SP3の一般向けの提供は、4月29日からWindows Updateおよびマイクロソフトのダウンロードセンターを通じて行なう。また、初夏にはWindows XP SP3が自動更新の対象になる予定としている。
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■URL
米Microsoft TechNetフォーラムの該当記事(英文)
http://forums.microsoft.com/TechNet/ShowPost.aspx?PostID=3214173&SiteID=17
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( 三柳英樹 )
2008/04/22 16:06
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