ソニーは23日、無線LAN機能を備えたモバイル端末「mylo」の3月に発売した新モデル「COM-2」について、SSL接続時にサーバー証明書の検証および警告が行なわれない脆弱性が判明したとして、脆弱性を修正するアップデートプログラムを公開した。
脆弱性は、mylo COM-2のWebブラウザでWebサーバーとSSL接続を行なう際に、サーバー証明書の検証が行なわれず、信頼できないサイトに接続した場合でも警告が出ずに、そのまま表示されてしまうというもの。これにより、悪意のある第三者によってSSL通信の盗聴、改竄、なりすましが行なわれ、個人情報などを盗まれる危険がある。
ソニーでは、mylo COM-2の脆弱性を修正するアップデートプログラムを公開。ユーザーに対してアップデートを推奨している。
関連情報
■URL
ソニーからの告知文
http://mylo.nccl.sony.co.jp/hotnews/2008/04/01/index.html
JVNによる脆弱性情報
http://jvn.jp/jp/JVN%2376788395/index.html
関連記事:ソニー、WVGAタッチパネルやカメラなど機能を拡充した「mylo」新モデル[Broadband Watch]
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/20987.html
( 三柳英樹 )
2008/04/23 20:54
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