マイクロソフトは30日、Mac OS X用のインスタントメッセージング(IM)ソフト「Microsoft Messenger for Mac 7」を公開した。対応OSはMac OS X 10.4.9以降。マイクロソフトのサイトから無償でダウンロードできる。
Microsoft Messenger for Mac 7では、一般ユーザー向けの「パーソナルアカウント」と、ビジネスユーザー向けの「コーポレートアカウント」の2種類のコミュニケーションサービスに対応。コーポレートアカウントでは、音声および映像通話機能に対応した。
一般ユーザー向けのパーソナルアカウントは、Windows Live Messengerサービスを利用する、従来と同様のコミュニケーションサービス。Microsoft Messenger for Mac 7では、Mac OS Xのインスタントネットワーキングテクノロジー「Bonjuour」に対応し、ネットワーク上の他のMacユーザーを探すことができるようになったほか、最新の連絡先リストの検索ツールや、連絡相手にニックネームを付けられる機能などを搭載した。
企業ユーザー向けのコーポレートアカウントは、コミュニケーションサーバー製品「Office Communications Server 2007」を利用するサービスで、音声通話と映像通話に対応。また、Office Communications Serverのフェデレーション機能を利用することで、AOL Instant Messenger、Yahoo! Messenger(英語版)、iChatのユーザーとの会話も可能となる。
マイクロソフトでは、パーソナルアカウントでの音声および映像通話機能のサポートについては、今後数カ月以内に詳細を発表するとしている。
関連情報
■URL
Microsoft Messenger for Mac 7
http://www.microsoft.com/japan/mac/download/messenger/default.mspx
■関連記事
・ Intel Macにも対応した「Microsoft Messenger for Mac 6.0」が公開(2006/09/28)
( 三柳英樹 )
2008/04/30 14:25
- ページの先頭へ-
|