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米Google、Webサイトをソーシャルにできる「Friend Connect」発表


「Google Friend Connect」のページ

「Google Friend Connect」を使ったサンプルサイト
 米Googleは12日、Webサイトにソーシャル機能を簡単に追加する仕組み「Google Friend Connect」を発表した。機能概要が発表文で紹介され、現地時間の12日夜(日本時間13日昼頃)に公開される予定だ。

 Google Friend Connectを使うと、SNSのさまざまな機能をWebサイトに付加し、友人のコメントや行動をどんなサイトでも楽しめるようになる。そのために安全な認証APIを用意し、プログラミングの知識がなくても、こうした機能をサイトに付加できるような仕組みを開発した。

 認証APIとしては、OpenID、OAuth、OpenSocialに対応。また、Facebook、Google、MySpaceが提供しているデータポータビリティAPIなどに対応している。これらを使用してFacebook、Google Talk、hi5、orkut、Plaxoなどに対応する。

 例えば、フリーミュージシャンのIngrid Michaelson氏は、OpenSocialアプリケーションである「iLike」と、Google Friend Connectを利用したWebサイトを開設した。このサイトでは、コンテンツだけでなく、自分の友人たちがそれぞれのSNSで書いたプロフィールや、友人のコメント、誰がコンサートに行ったかといった情報をまとめて見ることができる。

 ソーシャル機能はWebサイトのトラフィックを増やす上で重要だと理解されてはいたが、その機能を開発するための労力や技術のハードルが高すぎた。Google Friend Connectを利用することによって、そのハードルは大幅に下がり、トラフィックを増やし、スティッキネス(滞在時間)を増やすためのさまざまな機能をサイトに組み込めるようになった。

 今回公開されるGoogle Friend Connectはプレビューリリースであり、利用するためにはサインアップし、順番待ちリストに登録する必要がある。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.google.com/intl/en/press/annc/20080512_friend_connect.html


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/05/13 11:12

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