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3D-Auction
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Cyber Maxima株式会社は13日、複数の3D仮想空間(メタバース)およびWebサイトから同時参加可能なリアルタイムオークションサービスの実用化に向け、本格的に技術開発を行なうと発表した。
Cyber Maximaでは、2007年より「Second Life」のSIMにて、アバターを使ったインターネットオークション「3D-Auction」を実施している。3D-Auctionでは、従来のネットオークションの利点を生かしつつ、メタバースで現実のオークションのような臨場感が楽しめる点を特徴としてる。
今回、本格的に開発を始めた技術では、複数のSIMならびに異なるメタバースから同一のオークション会場にアクセスできるほか、Webサイトからも参加が可能になるという。これにより、SIMの人数制限によりオークション会場に入れない場合は、他のSIMから参加できる。また、自分の利用するメタバースから参加したり、メタバースを利用できない環境であれば、Webサイトから参加することも可能となる。
Cyber Maximaでは、「事実上、人数無制限に参加でき、この特徴を生かしたさまざまなアレンジもできる。さらに、オークションのみならず、このような同時参加形式における複数のメタバースおよびWebサイトからも参加できるリアルタイムのゲーム、クイズ、アンケートなどの各種イベントも企画・開催予定」としている。なお、同社は、既にこのシステム開発において、コアとなる設計部分を4月までに終えており、今後は実用化へ向けた総合的な開発に着手するという。
関連情報
■URL
3D-Auction
http://www.3d-auction.com/
( 野津 誠 )
2008/05/14 11:03
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