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上海市嘉定区に中国初の「無線都市」、百度がLAN敷設などサポート


 上海市嘉定区で19日、無線LANサービスを無料提供する「無線都市」が誕生した。同日、同区政府が進める「無線都市」プロジェクトに戦略パートナーとして参加する百度が発表した。

 プロジェクトは、Wi-FiとWiMAXを組み合わせた方法で、市街地を中心に郊外へと敷設地域を拡大する。合計3期に分けて実施され、2010年までに同区全体をカバーする計画。今回完了したのは第1期工事。中国で広範囲にブロードバンド環境を無料提供する都市は初めてだという。

 百度は2007年末、上海市嘉定区政府とプロジェクトに関する合意を締結。以降、戦略的パートナーとして、LAN敷設やアプリケーションサービスの開発など全プロセスに参与してきた。百度は、無線LANサービス初期設定時の検索エンジンとしてサービスを提供するほか、無線都市のコミュニティ構築に向けてサポートを行なう。

 同様の「無線都市」プロジェクトは現在、深セン市、北京市、東莞市、常徳市などの都市で進めており、2008年からは全国25の都市まで拡大する予定。百度では、これら一連のプロジェクトに対しても、無線LANの敷設からアプリケーションサービスの開発までの全プロセスをサポートするとしている。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.baidu.jp/search/s080519.html


( 増田 覚 )
2008/05/19 17:39

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