ノルウェーのOpera Softwareは21日、Web開発者向けのソフトウェア開発キット「Opera Widgets SDK」ベータ版を公開した。このSDKを利用すると、Operaが動作する環境であれば、PCだけでなく、テレビ、携帯電話、ゲーム機などの環境に向けて、クロスデバイスな開発を行なうことができる。Opera 9.5以上をサポートしている。
Opera Widgets SDKは、W3C標準規格を採用しており、HTML、CSS、JavaScript、Ajaxなどを使用して、高度なWebアプリケーションを開発できる。SDKには、エミュレータ、ライブラリ、ドキュメンテーションのほか、先頃発表された「Opera Dragonfly」がデバッグ用に含まれている。
Opera Softwareでは、Opera Widgets SDKベータ版についてフィードバックを求めており、開発者のためにユーザーフォーラムも設けている。
関連情報
■URL
Opera Widgets SDKベータ版(英文)
http://www.opera.com/widgets/sdk
解説動画(英語)
http://www.opera.com/b2b/solutions/widgets/video/
開発用ドキュメンテーション(英文)
http://dev.opera.com/articles/view/opera-widgets-sdk/
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/05/22 11:53
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