米Googleは27日、同社の検索アプライアンス製品「Google Mini」を機能強化したと発表した。
新バージョンでは、企業内の共有サーバーに置かれているファイルを検索できるようになった。また、検索意図に沿った検索結果を表示するため、新たに「Source Biasing」と「Date Biasing」という2つの機能が導入された。
Source Biasingでは、特定のURLパターンによって、そのファイルがより重要かどうかを判断させることができる。例えば、すでに完成している書類は、最初のドラフト版よりも重要だと考えられる。また、特定のサーバーにあるファイルは、他のサーバーよりも重要でないといえるかもしれない。こうした情報を、あらかじめ設定しておくことができる。
一方、Date Biasingでは、新しい文書をより重要とみなし、古い文書の検索順位を下げることができる。
そのほかに、Google Miniの管理画面とヘルプドキュメントが、新たに6カ国語(バスク語、カタラン語、ガリシア語、ギリシャ語、ハンガリー語、ポーランド語)に翻訳された。
関連情報
■URL
製品概要(英文)
http://www.google.com/enterprise/mini/
Google Enterprise公式ブログの該当記事(英文)
http://googleenterprise.blogspot.com/2008/05/google-mini-gets-not-so-mini-upgrade.html
■関連記事
・ グーグル、検索アプライアンス製品「Google Mini」日本語版を発売(2006/04/12)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/05/28 11:27
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