ドキュメント共有サイトの米Scribdは5日、メールにドキュメントを添付する際のトラブルを解消する新サービス「Scribd iPaper e-mail service」を開始したと発表した。
メールにドキュメントを添付する時には、ファイルサイズが大きくて相手に届かなかったり、相手がドキュメントを開くためのソフトウェアをインストールしていなかったり、最悪の場合にはウイルスの感染を広げてしまうこともある。
このサービスでは、メールにドキュメントを添付して送る時に、Scribdのアドレス「ipaper@scribd.com」をCCに記すだけだ。相手はScribdの専用URLを受信し、ドキュメントをScribdのWebサイトで見られるようになる。
この添付ドキュメントは、プライベートモードで表示され、受信者しか見ることができない。ドキュメントはフォーマットにかかわらず、自動的に変換され、動画共有サイトのようにブラウザの中のFlashで見ることができる。そのため、受信者は特別なソフトウェアをダウンロードしたり、起動する必要がない。
Scribdは、Microsoft Office、Open Office、PDF、テキストなどほとんどのドキュメント形式に対応している。また、受信するドキュメントは自動的にウイルスチェックされるため、受信者がウイルスに感染する危険性も低くなる。
このサービスを利用するためには、Scribdのアカウントが必要で、Scribdに登録してあるアカウントと、自分のメールアドレスが一致している必要がある。
関連情報
■URL
Scribd公式ブログの該当記事(英文)
http://blog.scribd.com/2008/06/email-attachments-without-hassle.html
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/06/06 14:21
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