Skypeは4日、Windows版のSkype(Skype for Windows)について、脆弱性を修正したバージョン「3.8.0.139」を公開した。危険度の高い脆弱性を修正しており、Skypeではユーザーに対してアップデートを推奨している。
Skypeが公開した脆弱性情報によれば、この脆弱性はSkype for WindowsのURLチェック機能に問題があり、セキュリティ制限を回避される恐れがあるという。これにより、攻撃者が悪意のあるリンクを作成して送りつけた場合、ユーザーがこのリンクをクリックすると、任意のコードを実行させられる危険がある。
脆弱性は、最新版のバージョン3.8.0.139で修正されており、Skypeではユーザーに対してアップデートを推奨している。最新版はSkypeのサイトからダウンロードできるほか、Skypeのアップデート機能(ヘルプ→アップデートの確認)からもバージョンアップが行なえる。
関連情報
■URL
脆弱性情報(英文)
http://www.skype.com/security/skype-sb-2008-003.html
Skype for Windowsダウンロードページ
http://www.skype.com/intl/ja/download/skype/windows/
( 三柳英樹 )
2008/06/06 15:11
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