|
東海道新幹線 N700系
|
JR東海は、現在準備を行なっている東海道新幹線 N700系(東京~新大阪間)の車内インターネット接続サービスについて、2009月3月をめどに開始予定であると発表した。合わせて、東海道新幹線全駅に無線LAN設備を整備すると発表した。
N700系の車内インターネット接続サービスは、2006年6月に概要が明らかにされたもの。同サービスでは、車内の無線LANネットワークから漏洩同軸(LCX)ケーブルを介して情報を伝送し、地上に新設するインターネット接続装置を介してインターネット接続が可能になる。通信速度は下り最大約2Mbps、上り最大約1Mbps。
サービス開始時期は2009年3月を予定。また、サービス開始に向けてNTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)と提携したと発表した。両社では今後技術面およびサービス面での検討を進める考え。なお、NTTBPの設備はフレッツ・スポットやMzone、HOTSPOTの各サービスが利用しており、N700系のインターネット接続サービスでもいずれかが対応すると考えられる。
合わせてJR東海では、のぞみ停車駅の6駅に現在設置している無線LAN設備について、東京~新大阪間の全17駅に拡大する。2009年3月をめどに提供開始を予定し、全17駅のコンコースや待合席で無線LANサービスが利用できるようになる。
関連情報
■URL
東海道新幹線のインターネット接続サービスについて
http://jr-central.co.jp/news/release/nws000132.html
定例社長会見(平成20年6月・東京)
http://jr-central.co.jp/news/release/nws000133.html
■関連記事
・ 東海道新幹線「N700系」、2009年春から車内のネット利用が可能に(2006/06/28)
・ 総務省、新幹線車内でのネット接続サービス実現に向け規定を整備(2008/03/12)
( 村松健至 )
2008/06/26 20:36
- ページの先頭へ-
|