米Googleは7日、「Gmail」に保存されているメールを他人に盗み読まれていないかどうかを確認するための「セッション管理機能」を導入し始めたと発表した。
この機能が導入されると、受信箱の下部に、GmailアカウントがどのIPアドレスからいくつ開かれているかが表示されるようになる。もし他人がGmailアカウントを覗いているとすれば、そのデータから判断できるようになる。
また、この画面には「Details」リンクが表示される。そこからは、GmailアカウントにログインしたIPアドレスのほか、アクセス元の種類(ブラウザ、携帯電話、POP3、iGoogle)や、アクセス時間の履歴一覧といった詳細情報を確認できる。
Gmail公式ブログによると、この新機能はInternet Explorer 7とFirefoxから利用できる最新バージョンのGmailにおいて、徐々に利用できるようになると説明している。
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「セッション管理機能」の詳細画面(Gmail公式ブログより)
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関連情報
■URL
Gmail公式ブログの該当記事(英文)
http://gmailblog.blogspot.com/2008/07/remote-sign-out-and-info-to-help-you.html
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/07/08 12:06
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