マイクロソフトは8日、8月13日に公開を予定している月例のセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の概要を公表した。リリース予定のパッチは合計12件で、深刻度が最も高い“緊急”のものが7件、2番目に高い“重要”のものが5件。
緊急の7件は、Windows、Internet Explorer、Windows Media Player、Access、Excel、PowerPoint、Officeの脆弱性を修正するもの。いずれも脆弱性が悪用された場合、リモートでコードが実行される恐れがある。
重要の5件は、Windows、Outlook Express、Windows Messenger、Wordの脆弱性を修正するもの。これらを悪用されると、リモートでコードを実行されたり、情報漏えいにつながる恐れがある。
このほかマイクロソフトでは、新しいActiveXのKill Bitのセットをリリースするほか、セキュリティ以外の優先度の高い更新プログラム、悪意のあるソフトウェアの削除ツールの更新バージョンもあわせて公開する予定。
関連情報
■URL
マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知 2008年8月
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms08-aug.mspx
( 増田 覚 )
2008/08/08 12:12
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