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出会い系サイトの犯罪被害が4割減、上半期の検挙状況とりまとめ


 警察庁は8日、2008年上半期(1~6月)における出会い系サイトに関係した事件の検挙状況を発表した。出会い系サイトを利用して犯罪被害に遭った被害者は420人で、前年同期から4割以上減少していることがわかった。うち18歳未満の児童は356人で、98%は携帯電話を使ってアクセスしていた。

 また、出会い系サイトに関する事件での検挙数は777件で、前年同期から130件(14.3%)減少。罪名の内訳では、児童買春・児童ポルノ法違反が319件(児童買春284件、児童ポルノ35件)と最も多く、全体の4割を占めた。

 出会い系サイト規制法違反(不正誘引は159件で、前年同期の39件から約4倍増加。うち児童が誘った事例は74件で、前年同期から3倍以上増えている。

 警察庁では今後、出会い系サイトのパトロールを強化するとともに、関係省庁などと連携したフィルタリングの普及啓発活動も強化する。また、出会い系以外のサイトでも児童被害が相当数発生している場合は、サイト事業者に自主規制を講じる指導を継続するとしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.npa.go.jp/cyber/statics/h20/pdf42.pdf

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( 増田 覚 )
2008/08/08 20:24

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