ジャルパックは21日、同社が募集するツアーを予約した顧客が日程表を確認できる「旅行日程表WEB閲覧サービス」に不具合が起こり、他人の旅行情報にアクセス可能な状態になっていたことを明らかにした。2008年3月17日から9月14日までに出発するツアーに予約した18万人が対象。
 
  旅行日程表WEB閲覧サービスでは、ツアーを予約した顧客が予約番号と出発日を入力することにより、最終日程表を閲覧できる。システムの脆弱性を悪用して特定の操作を行うと、他人のローマ字氏名、予約番号、出発日、日程表を閲覧できる状態だった。住所、電話番号、クレジットカード番号などの情報は含まれていないという。
 
  ジャルパックによれば、8月16日にツアー予約者の家族から「他人の旅行情報が閲覧できる」と報告を受け、不具合を把握。19日には旅行日程表WEB閲覧サービスを一時休止、現在システムを改修中だ。再開までには1~2週間かかるという。
  関連情報
 
 
■URL 
  ジャルパック 
  http://www.jalpak.co.jp/
 
 
 
( 増田 覚 )
 
2008/08/22 14:17
 
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