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Googleマップ「ストリートビュー」約7割がプライバシーに不安


 アイシェアは28日、Googleマップの「ストリートビュー」機能に関する意識調査の結果を公表した。調査は、同社のメール転送サービスの会員を対象に8月19日から21日にかけて実施。376人から回答を得た。

 調査結果によると、Googleマップで街の景観が見られるストリートビュー機能の認知度は70.2%で、さらに利用率は65.9%だった。利用率を性別で見ると男性が72.0%で、女性が56.3%。世代別では30代の68.9%が最も多かった。

 今後、日本全国がストリートビューで見れるようになるとしたら、どのような面が懸念されると思うかを複数回答形式で尋ねたところ、「プライバシー侵害の不安」が67.6%で最も多く、次に「犯罪に使われないか不安」58.0%、「もし見せたくないものが映ったら削除申請できるか不安」43.6%、「そもそも勝手に家が晒されることに遺憾」37.0%となった。

 また、ストリートビューの便利な使い方、おもしろい使い方について、自由回答形式で尋ねたところ、旅先や未知の訪問先の「下見」や「道案内」を想定している意見や、ホテル、商店などの外観や集合場所の景観を確かめる手段を想定した使い途が多かった。「いながらにその場所を訪れた気分になる」といった娯楽的な利用法もあった。一方「使い方がわからない」といった意見も多かった。


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URL
  ニュースリリース
  http://blogch.jp/up/2008/08/28100106.html

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( 野津 誠 )
2008/08/28 12:20

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