米Googleは28日、Android携帯電話プラットフォームで利用できるコンテンツの販売市場「Android Market」を計画していることを、Android開発者向け公式ブログで公表した。
Android Marketは、ユーザーや参加企業がさまざまな種類のコンテンツをアップロードし、Android携帯ユーザーがそこからコンテンツをすぐにダウンロードできるという仕組みだ。コンテンツのホスティングはGoogleが行い、YouTubeに似たフィードバックとレーティングシステムを用意する。
コンテンツを公開するのは簡単だ。まずマーチャントとして登録し、コンテンツをアップロードするとともに説明文を用意するだけだ。マーチャント向けには、利用状況などを把握できるダッシュボードと分析機能が提供される。
AppleがiPhone向けに「App Store」を公開しているが、Android Marketも似たような機能を提供すると思われる。しかし、「Store」ではなく「Market」という名称を採用したことについて、「開発者がコンテンツを提供するために、オープンで妨げられない環境を持つべきだと考えたからだ」とコメントし、Appleとの考え方の違いを吐露している。
関連情報
■URL
Android開発者向け公式ブログの該当記事(英文)
http://android-developers.blogspot.com/2008/08/android-market-user-driven-content.html
■関連記事
・ 携帯プラットフォーム「Android」のSDKバージョン0.9が公開(2008/08/19)
・ 「iPhone 3G」発売。App StoreとiTunes 7.7も公開(2008/07/11)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/08/29 13:34
- ページの先頭へ-
|