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「最も人気のあるタグ」ページでは、多く使用されるタグほど大きな文字で表示される
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アマゾンジャパンは29日、同社が運営するオンラインストア「Amazon.co.jp」において、商品にタグを付けられる機能を追加した。タグを付けて分類した商品を後で確認できるほか、他のユーザーが付けたタグも閲覧することが可能。なお、初期設定ではタグが一般公開される。
商品の詳細ページに「この商品にタグをつける」という項目が用意され、ユーザーはここから商品に新たなタグを設定できる。すでにタグが付けられている商品には既存のタグが表示され、これをクリックすればそのタグを付けられる。
商品の詳細ページから、タグを検索をすることも可能。検索結果ページでは、ユーザーが検索したタグが付けられた商品の一覧のほか、タグを使用している他のユーザー名もあわせて表示される。
タグは原則として任意のキーワードを設定できるが、冒とく、わいせつ、悪意を含むタグのほか、電話番号や住所、メールアドレスなどの個人情報、外部サイトに誘導するためのURLなどは、タグとして使用することを禁止している。
タグの利用方法としては、例えばアクション映画に興味があるユーザーは、「アクション映画」のタグを作成し、好きなアクション映画のDVDなどにタグを付けることで、自分だけのアクション映画コレクションを作成できる。タグを付けた商品は、サイト上部にある「マイストア」から「プロフィール」をクリックすれば一覧可能だ。
また、タグの設定を公開にしておくと、他のユーザーもこのタグに対してアクション映画に関連した商品を追加できる。そのため、思いもよらない商品が見つかることもあるとしている。「最も人気のあるタグ」というリンクも用意され、多く使用されているタグを確認できるようになっている。
なお、初期設定ではタグが公開される仕組みになっているため、設定を変更しない限り、自分が他のユーザーのタグを見たり、他のユーザーが自分のタグを見られるようになっている。タグを非公開にするには、「プロフィール」ページから非公開に変更することが可能だ。
関連情報
■URL
タグのヘルプページ
http://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html/ref=tag_dpp_pt_ihlp_wt?ie=UTF8&nodeId=200270040&pop-up=1
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( 増田 覚 )
2008/08/29 14:59
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