3D仮想世界の「Second Life」は18日、Second Life内の場所を示すアドレスであるSecond Life URL(SLurl)を改良したと発表した。これまで、SLurlをクリックした初めての利用者は、登録手続きの後、長いオリエンテーションを受けなければならず、簡単に目的地にたどり着くことができなかった。
新しい仕組みでは、リンクをクリックすると「slurl.com」が表示され、そこでユーザー登録をし、ソフトをダウンロードしてからログインすると、すぐに目的地が表示されるようになる。そこでごく簡単なチュートリアルを学ぶことになる。
この拡張されたSLurlは、初心者だけでなく居住者にとってもメリットがある。例えば、Second Lifeでイベントを開催する場合、自分のブログやメールにSLurlを書いておくだけで、直接的にイベントに招待できるようになるからだ。
さらに、居住者には「slurl.com」に自分のページを作ることができるようになる。そのため、自分専用のSLurlを持つことができ、誰かがそれをクリックすると、自分のページが表示されるようになる。これはSecond Lifeと実世界を繋げる窓口となる。
居住地がプライベートに設定されている場合、SLurlはクリックされた後、ステータスを通知し、他の場所に転送するため、居住者のプライバシーが侵害されることはないと説明している。
この拡張されたSLurlは9月17日から有効となっている。
関連情報
■URL
Second Life公式ブログの該当記事(英文)
http://blog.secondlife.com/2008/09/18/getting-a-second-life-just-got-easier-with-direct-slurl/
slurl.com(英文)
http://slurl.com/
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・ 「Second Life」内外で通信可能なメッセンジャーソフト発表(2008/09/04)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/09/19 12:43
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