電気通信事業者協会(TCA)は22日、ユニバーサルサービス制度に基づく2009年度の各事業者の負担金およびNTT東西への交付金の額について、総務大臣への認可申請を行った。
ユニバーサルサービス制度は、1)加入電話サービス、2)公衆電話サービス、3)110番や119番などの緊急通報――の3つのサービスについて、全国どこでも公平に利用できるよう、サービスの維持に必要な費用を通信会社全体で負担する仕組み。これらのサービスを提供するNTT東西に対して、サービスの赤字の一部を補填する。
2009年度の交付金は、NTT東日本が約107億6700万円、NTT西日本が約72億7300万円。これを各通信事業者が電話番号数に応じて負担することになり、2009年度の負担金は1電話番号あたり月額8円と算定された。2008年度の負担金は1電話番号あたり月額6円となっており、2円の増額となる。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.tca.or.jp/universalservice/release/pdf/080922.pdf
電気通信事業者協会
http://www.tca.or.jp/
■関連記事
・ TCA、ユニバーサルサービス制度の番号単価は月額7円と公表(2006/09/19)
( 三柳英樹 )
2008/09/22 20:04
- ページの先頭へ-
|