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ヤフーとネットスター、中高生の保護者向けネット教材を無償公開


 「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」および同研究会の事務局を務めるヤフーとネットスターは30日、中高生の子供を持つ保護者を対象にしたインターネット教材「中高生のお子さんを持つ保護者のためのインターネットセーフティガイド」(約50ページ)を公開した。研究会のサイトで閲覧できるほか、無償ダウンロードも可能だ。

 研究会によれば、「これまで、教育関連機関や一部民間事業者にて、小学生から高校生まで幅広い層の子どもを対象にした教材や、学校教員を対象にしたインターネットの利用方法を教える網羅的な教材は開発・提供されてきたが、保護者向けに標準的な教材は普及していなかった」と説明。研究会では、PTAをはじめ現場からの要請に応え、インターネットの適切な利用につながる調査・検討を行い、保護者向けの教材作りを7月より進めていたという。

 教材は、研究会に参加する教育学の学識者、学校関係者に加え、ヤフーやネットスターのほか、マイクロソフト、ミクシィ、NTTレゾナントら主要インターネット事業者が各社の有害コンテンツ対策のノウハウを提供し、社団法人全国高等学校PTA連合会の協力のもと、保護者の視点を取り入れて開発された。

 教材は、1)男女別の典型的なトラブルなどを紹介する中高生のネット利用の実態、2)特に双方向型サイトにおける利用リスクの解説、3)インターネットの特徴とフィルタリングの仕組みなど保護者が最低限知るべきこと、4)親子がインターネット利用について対話するためのヒント、といった4つの内容で構成されている。「特に、子供と保護者のインターネット利用に関する知識の差が大きい中高生の保護者を対象に、最初の適切な一歩を踏み出すために要点を絞った内容で開発した」という。

 研究会およびヤフーとネットスターでは、教材を無償公開することに加え、普及を促進するため、教材の制作に協力した全国高等学校PTA連合会と共催して全国9箇所で保護者向けのモデル講演を実施するほか、研究会サイトを通じて追加情報を提供するなど、「各地域の現場で活躍している講師が、教材をより有効に活用できるように支援を行う」としている。また、研究会では、教材の開発と並行して調査・研究を進めている「双方向型サイトの安全性を評価する方法論」についての研究をさらに進め、年末までに最終報告を公表する予定という。


関連情報

URL
  子どもたちのインターネット利用について考える研究会の教材ページ
  http://www.child-safenet.jp/material/

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ヤフーとネットスター、子供の成長に応じたネット利用を考える研究会(2008/04/24)


( 野津 誠 )
2008/09/30 15:25

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