サイバーマップ・ジャパンは1日、地図情報システムの実験サイト「マピオンラボ」において、AIRアプリ開発も可能な「Flash Maps API」を公開した。非商用サイトであれば個人・法人問わず無料で利用できる。
「Flash Maps API」を利用すれば、マウスドラッグによるフリースクロール可能な地図をFlashアプリケーション内に埋め込むことができる。アドビシステムズのWebアプリケーション開発環境「Flex」に対応しているのが特徴で、マピオンの地図情報を利用したAdobe AIRベースのデスクトップアプリケーションを容易に作成できるという。また、参考となるAIRアプリも公開されている。
サイバーマップ・ジャパンによれば、現在公開されているFlash地図APIは、ActionScriptでの記述が基本になっており、Flexコンポーネント化されているものがないため、Adobe Flexの特徴であるMXMLを使用しての開発が困難だったという。同社は、「開発者がよりFlashベースの開発を行いやすくなることを期待している」としたほか、今後はActionScriptから利用できるFlash Maps APIも、近日中にリリースする予定だ。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://blog.mapion.co.jp/release/2008/10/081001_10993.html
マピオンのAIRアプリケーション
http://labs.mapion.co.jp/air/
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( 野津 誠 )
2008/10/02 16:32
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