小児性愛者のファイル共有ネットワークの一部がスペインで摘発

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小児性愛者のファイル共有ネットワークの一部がスペインで摘発

　インターポールは2日、児童を性的に虐待していたとして、スペイン当局が121人を逮捕したと発表した。

　800人以上の捜査官がスペイン各地で容疑者を捜索した結果、児童を性的に虐待した画像数百万枚、347台のHDD、1186枚のCDとDVD、36台のノートPCが押収された。逮捕された中にはパイロットや銀行員、タクシー運転手、スペイン在住の外国人も含まれていたとされる。この結果、75カ国が関係するインターネットのファイル共有ネットワークが明るみに出てきた。

　当局によると、逮捕されたうちの2人は、性的虐待画像を撮影するために、自分の子供を利用していたとされる。さらに96人は、子供を性的に虐待した画像を所持または配布したことに関連して捜査を受けている。

　今回の一斉摘発は、インターネットが関連した児童の性的虐待事件としては、スペイン国内で過去最悪の事件という。2007年7月にブラジルの捜査官とインターポールの協力によって始まった長期的な作戦が端緒となった。

関連情報

■URL
　ニュースリリース（英文）
　 http://www.interpol.int/Public/ICPO/PressReleases/PR2008/PR200851.asp

（青木大我 taiga@scientist.com ）
2008/10/03 11:33

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