ヴィレッジヴァンガードコーポレーションは6日、同社子会社のチチカカが運営するエスニック雑貨/ファッションの通販サイト「チチカカ オンラインショップ」の顧客情報792人分が流出したことを公表した。
「チチカカ オンラインショップ」で外部システムとして利用していた「BUNNET 決済システム」からの受注情報の一部が、インターネットから閲覧可能な状態にあったことがわかった。同決済システムを運営するBUNネットがアクセス履歴を調査したところ、実際に一部の情報にアクセスされたことが確認されたとしている。ただし、現在のところ、これらの情報が不正利用された報告はないという。
2007年10月17日から2008年9月22日までの期間に、クレジットカードで買い物をした顧客が該当する。流出したのは792人分の氏名、フリガナ、メールアドレスで、このうち2件についてはクレジットカード番号も含まれていた。
ヴィレッジヴァンガードによると、10月1日、検索エンジンのキャッシュに顧客情報が出ているとの報告がカード会社からあり、2日に調査開始後、「カード決済管理」ページにアクセス可能だった期間が存在したことと、掲載されている受注一覧の詳細ページにアクセスするとクレジットカード番号を含むデータが表示されることを確認。さらに3日、カード情報画面へのアクセスログをもとに表示された個人情報および件数を特定した。
なお、「チチカカ オンラインショップ」は1日にリニューアルすると同時に別システムでの運用に切り替えているという。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.village-v.co.jp/news/pdf/okyakusamaryuusyutu.pdf
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・ 楽天で個人情報が閲覧可能な状態、検索エンジン経由で(2008/10/01)
( 永沢 茂 )
2008/10/07 14:06
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