マイクロソフトは5日、10月15日に公開を予定している月例のセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の概要を公表した。リリース予定のパッチは合計11件で、脆弱性の深刻度が最も高い“緊急”が4件、2番目に高い“重要”が6件、3番目に高い“警告”が1件となっている。
深刻度が“緊急”の脆弱性4件は、それぞれInternet Explorer(IE)、Excel、Active Directory、Host Integration Serverに関連するもの。いずれも脆弱性が悪用された場合、リモートでコードを実行される恐れがある。
“重要”の6件は、いずれもWindowsに関連するもので、脆弱性が悪用された場合、リモートでコードを実行されるほか、特権の昇格が起こる可能性がある。“警告”の1件はOffice関連で、悪用されると情報漏えいにつながる恐れがあるとしている。
このほかマイクロソフトでは、悪意のあるソフトウェアの削除ツールの更新バージョンもあわせて公開する予定。
関連情報
■URL
マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知 2008年10月
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms08-oct.mspx
( 増田 覚 )
2008/10/10 12:25
- ページの先頭へ-
|