Microsoftは14日、Webブラウザ用プラグインの最新版「Silverlight 2」の提供を開始した。同社サイトからダウンロードできる。対応OSはWindows Vista/XP/2000、Windows Server 2003、Mac OS X 10.4.8以降。
Silverlightは、Webブラウザ上で動画やアプリケーションを利用可能にするためのブラウザ用プラグイン。最新版では、デジタル著作権管理(DRM)機能を強化。マイクロソフトのDRM技術「PlayReady」を基盤とした「Silverlight DRM」を実装し、Windows Mediaファイルに著作権保護を加えた上で、WindowsやMac OSなどに配信できるようになった。このほか、高解像度の画像を拡大・縮小しながら高速に表示できる「Deep Zoom」機能などを搭載した。
Microsoftでは同日、オープンソースコミュニティに対するサポートを強化する方針を発表。オープンソースの統合開発環境「Eclipse」上でSilverlight対応アプリケーションの開発を促すことが狙い。具体的には、Eclipseを推進する非営利団体「Eclipse Foundation」のメンバー企業であるフランスのSoytec社のプロジェクトに資金提供する。
関連情報
■URL
Microsoft Silverlight
http://www.microsoft.com/silverlight/
ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3556
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( 増田 覚 )
2008/10/15 18:44
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