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「WEPを数秒で解読」報道を受け、総務省も注意喚起


 総務省は21日、無線LANの暗号化方式である「WEP」を数秒で解読可能な手法が発見されたとの報道を受けて、無線LANのセキュリティについてあらためて注意を呼び掛けた。

 「国民のための情報セキュリティサイト」のトップページにある「重要なお知らせ」の枠内で紹介し、ガイドライン「安心して無線LANを利用するために」を参照するよう呼び掛けている。

 「国民のための情報セキュリティサイト」内にも、安全な無線LANの利用について、Flashムービーなどを用いて解説するコーナーがある。少なくとも、1)WPA2-PSK方式などによる暗号化を行う。認証の際に設定する文字数は21文字以上とする、2)MACアドレスによるフィルタリングを設定し、接続するクライアントを制限する、3)外部の人にSSIDを簡単にわからないように設定する(推測しにくいIDにする、SSIDを見えなくするためのステルス機能を利用する)――という3つの設定をすべて行うよう求めている。

 WEPを一瞬で解読する手法は、神戸大学と広島大学のグループが実証したとして、「コンピュータセキュリティシンポジウム2008(CSS2008)」で発表した。


関連情報

URL
  国民のための情報セキュリティサイト
  http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/security/index.htm
  「安心して無線LANを利用するために」の改訂版について
  http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/071214_1.html

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「WEPは10秒で解読可能」、神戸大と広島大のグループが発表(2008/10/14)
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( 永沢 茂 )
2008/10/21 17:36

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