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機種別のPCスキル比較
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ヤフーバリューインサイトは5日、「低価格ミニノートPC」に関する調査結果を公表した。調査は、国内20歳以上のインターネットユーザーを対象にオンラインアンケートを実施。期間は8月29日から9月1日で、442人から回答を得た。
調査では、「ミニノートPC」「ノートPC」「デスクトップPC」を3カ月以内に購入したユーザーを抽出し、機器別に比較している。なお、今回の調査におけるミニノートPCは、「液晶サイズ10インチ以下、本体税込み8万円未満のノートPC」と規定している。
ミニノートPC、ノートPC、デスクトップPC購入者それぞれのPCリテラシーを比較したところ、「上級者」の割合は、ミニノートPCが31%で最多だった。次いで、デスクトップPCが14%、ノートPCが8%だった。また、ミニノートPC購入者の55%が「中級者」であることから、ユーザーの9割弱が中・上級者であることもわかる。中・上級者の割合はデスクトップPCが71%、ノートPCが55%だったため、これらと比較してミニノートPCでの中・上級者の割合が高いこともわかった。
なお、今回の調査におけるPCの上級者の定義は「PCのプログラミング、ネットワークの設定ができる」、中級者は「OSの設定変更、周辺機器のセットアップができる」、初級者は「メールやネットの設定や変更、ソフトのインストールができる」「メールやネットの基本操作ができる」と定めている。
購入のきっかけについては、いずれの機種も「買い増し」が多いが、ミニノートPCに関してはその割合が78%で最も多かった。また、「初めての購入」は13%、「買い換え」は9%だった。PC購入時の重視点は、 3機種共通で「価格の手頃さ」がトップ。ミニノートPCに限れば、「常に持ち歩けること」78%、「かばんに入れやすいサイズ」72%、「本体の重量」69%など、携帯性や常備性に関わる項目の割合が高くなっていた。
利用場所では、機器の種類に関わらず、「自宅の自室」「自宅のリビング」が最も多い。また、ミニノートPCでは、「カフェ・ファーストフードの店内」40%、 「ホテル・旅館」36%、「駅・電車の車内」28%などの外出先や移動空間での使用率が「ノートPC」と比較して高かった。用途については、ミニノートPCでは「インターネット検索」89%、「メール」61%、「ネットショッピング/オークション」42%が上位だった。
関連情報
■URL
調査結果
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/081105.html
( 野津 誠 )
2008/11/05 15:10
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