3D仮想世界「Second Life」を運営する米Linden Labは10日、「Linden Prize」と銘打った賞を創設することを発表した。
Linden Prizeは、仮想世界の外の実世界に影響を与え、人々の働き方や学び方、コミュニケーション方法を改善できたSecond Life内の革新的なプロジェクトに対して、その開発者である個人やチームに1万ドルを授与するものだ。この賞への参加受け付けは2009年1月15日締め切りで、受賞者は2009年4月に発表される予定。
審査基準は、Second Lifeの外で具体的かつ説得力のある実績を上げていなければならず、高いレベルの完成度、美しさ、技術的な洗練度、さらに仮想世界と実世界にかかわらず、将来的に開発、知識、創造性、コラボレーションを触発し、影響を与えられるものでなければならないとしている。
Linden Labでは、仮想世界業界の中で1ベンダーがスポンサーとなるものとしては、Linden Prizeが最大の賞だとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://lindenlab.com/pressroom/releases/11_10_08
Linden Prizeの詳細(英文)
http://lindenlab.com/lindenprize
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/11/11 11:46
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