Mozillaは12日、Webブラウザ「Firefox 3.0.4」を公開した。危険度の高い脆弱性の修正も含んだアップデートとなっており、Windows版、Mac OS X版、Linux版がMozillaのサイトからダウンロードできる。
Firefox 3.0.4では、合計9件の脆弱性を修正。9件のうち、4件は危険度が最も高い“Critical”で、任意のコード実行やクロスサイトスクリプティングが可能な脆弱性となっている。その他の脆弱性の危険度は、2番目に高い“High”が2件、3番目に高い“Moderate”が2件、最も低い“Low”が1件。
また、前バージョンの「Firefox 2」についても、同様の脆弱性を修正した「Firefox 2.0.18」が公開されている。Firefox 2については、12月中旬でセキュリティ更新の提供を終了する予定で、MozillaではFirefox 3へのアップデートを推奨している。
関連情報
■URL
Firefox 3.0.4リリースノート
http://mozilla.jp/firefox/3.0.4/releasenotes/
Mozilla Japan
http://mozilla.jp/
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( 三柳英樹 )
2008/11/13 12:16
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