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JA全農サイトが不正アクセスで改ざん、閲覧者はウイルス感染も


 全国農業協同組合連合会(JA全農)は16日、9月30日から10月25日までJA全農のサーバーが断続的に不正アクセスを受け、サイトが改ざんされたことを明らかにした。特定のページを閲覧したユーザーは、ウイルスに感染した恐れがあるとしている。

 改ざんされたのは、「JA関連団体への外部リンク集」ページ。9月30日から11月14日までに同ページを閲覧したユーザーは、悪意のあるサイトへ誘導され、ウイルスに感染した可能性がある。それ以外のページはウイルス感染の危険性が極めて低いとしているが、該当するユーザーに対してウイルス対策ソフトでの確認を呼びかけている。

 これまでに確認されたウイルスは、ブラウザ用プラグイン「Adobe Flash Player」を確認して、バージョンに応じたSWFファイルをダウンロードする「JS_AGENT.IMK」のほか、「JS_AGENT.NND」と「JS_SCRIPT.CH」の合計3件。JS_AGENT.NNDとJS_SCRIPT.CHの詳細は現時点で不明。

 JA全農では11月14日に不正アクセスを確認し、同日サイトの公開を停止。以降、複数の専門機関による調査を進めているという。なお、JA全農が保有している個人情報が漏えいした事実は確認されていないとしている。


関連情報

URL
  全農ホームページへの不正アクセスに関するお詫びとお願い
  http://www.zennoh.or.jp/


( 増田 覚 )
2008/11/17 13:48

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