インターワイヤードは3日、「新聞に関するアンケート」の結果を公表した。それによれば、20代の37.2%が「新聞を購読していない」ほか、新聞を読まない理由の7割が「テレビやインターネットでニュースを得ているから」だった。
調査は、インターワイヤードが運営するリサーチサービス「ディムスドライブ」の登録モニター10代以上を対象に、9月17日から10月2日までオンラインアンケートを実施。1万231人から回答を得た。
普段ニュースを読む・見る媒体では、「テレビ」が88.8%で最も多く、次いで「PCのインターネット」82.7%、「新聞」69.5%、「携帯電話のインターネット」22.5%となった。これらの回答を年代別に見ると、ネット利用は若い年代ほど多い。また、新聞の購読状況を見ると、「購読していない」は、20代が37.2%でトップだった。
新聞を購読していない人に、読まない理由を尋ねたところ、「テレビやインターネットでニュースを得ているから」が72.0%で最も多かった。次いで「価格/購読料が高いから」49.5%、「読んだ後の新聞がゴミになるから」34.9%が多い。このほか、「読む時間がない」26.6%、「勧誘が嫌だから」24.9%、「ネットよりニュースが遅い」21.1%などの回答もあった。
なお、新聞を購読している人の中では、「朝日新聞」を読んでいる人が28.3%で最も多く、次いで「読売新聞」27.7%、「日本経済新聞」13.2%、「県紙」12.2%など。新聞を読む理由としては、「いろいろな話題・情報が手に入るから」が42.1%でトップ。次に「自分のペースで読めるから」37.8%、「習慣になっているから」35.5%、「情報解説が詳しいから」34.0%などとなった。
関連情報
■URL
調査結果
http://www.dims.ne.jp/timelyresearch/2008/081203/
( 野津 誠 )
2008/12/03 17:01
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