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添付されるメッセージカードの画像例
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4日、超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)の基本実験の一環として、クリスマスメッセージのメールを衛星経由で配信する実験「宇宙から、メリークリスマス」を実施すると発表した。送信するメールは一般から募集し、募集期間は12月4日から12月22日17時まで。募集のあったメールを、12月24日に衛星経由で送信する。
配信実験は、クリスマスのメッセージメールを家族や友人などに送信する参加者をJAXAのWebサイトで募集。募集期間中に登録された各送信先のアドレスやイラストカードなどをいったんJAXA内のサーバーで保存し、12月24日にまとめて「きずな」へ向けて伝送する。「きずな」への送信はJAXA筑波宇宙センターに設置した地球局から行い、「きずな」で中継したメールはもう一方の地球局で受信し、JAXAのメールサーバーを経由して相手先に届けられる。1回の申し込みで、5人の宛先に送付できる。
メッセージは、迷惑メールなどの悪用防止のために自由文ではなく、「『きずな』から送られてきたメールです」といった内容の固定文となる。また、ユーザーに選択した定型のカードイメージも添付画像として送られ、画像はPC用と携帯用の画像が用意される。
関連情報
■URL
参加申し込みサイト
https://ssl.tksc.jaxa.jp/winds-e8/winds/christmasmail/
JAXA
http://www.jaxa.jp/
ニュースリリース
http://www.jaxa.jp/press/2008/12/20081204_kizuna_j.html
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( 三柳英樹 )
2008/12/04 15:59
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