シマンテックは9日、年末年始にオンラインショッピングを行うユーザーに向けて、「シマンテック セキュリティ5ヵ条」を発表した。1)セキュリティソフトの使用、2)疑わしいメールは無視、3)複雑なパスワードを使用、4)重要データのバックアップ、5)最新の定義ファイルを適用――を挙げている。
シマンテックは、「セキュリティソフトをインストールしていないPCは、家のドアに鍵をかけずに外出することと同様」と説明する。加えて、「オンラインの脅威は年々変化しているため、セキュリティソフトは常に最新のバージョンに更新しておくこと。ブラウザも常に最新のバージョンにしておくこと」。
また、「注文していない商品に関する連絡など、少しでも怪しいメールが届いた場合、添付ファイルを開いたり、安易に返信しないこと。個人情報が盗まれたり、マルウェアに感染する恐れがある」としたほか、「オンラインショッピングの取引記録など、特に重要だと考えるデータについては、バックアップを取っておくこと」も重要という。
さらに、オンラインショッピングで使用するログインIDやパスワードは、「できるだけ複雑かつ他人がわからないようなアルファベットや特殊文字を組み合わせたIDやパスワードを設定すること。また、多くの他人の目に触れる場所での入力は控えること」と説明している。
関連情報
■URL
シマンテック
http://www.symantec.com/ja/jp/index.jsp
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・ 年末年始を控え、休暇中のセキュリティ対策について注意喚起(2007/12/27)
( 野津 誠 )
2008/12/09 12:47
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