米Microsoft、Web情報共有ノートツール「Thumbtack」を実験公開

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米Microsoft、Web情報共有ノートツール「Thumbtack」を実験公開

「Thumbtack」の画面

　米Microsoftは10日、同社の実験的なインターネット技術を公開する「Microsoft Live Labs」にて、新しいオンラインツール「Thumbtack」を一般公開した。Thumbtackは、リンクやテキスト、画像など、Webサイトにある情報をコピー＆ペーストして貼り付けられる、スクラップ帳のような役割を果たすサービスだ。

　たとえば、家や車を買おうとする場合、家族や同居人に自分が探した情報を見てもらいたい場合を想定しよう。これまでであれば、発見した情報のURLとそれに対するコメントをメールに貼り、相手に送るといった方法が考えられる。しかし、Thumbtackを利用すれば、1画面にWebサイトの画像や情報、自分のコメントをまとめることができ、ページのアドレスを他の人と共有することもできる。

　Thumbtackの利用にソフトのインストールは必要ない。Internet ExplorerとFirefoxに対応しているとされるが、Firefoxでは一部使えない機能もある。また、用意されているブックマークレットを使うと、ページを移動することなくThumbtackに情報を追加できる。

　また、地図やグラフを簡単に貼り付けるためのガジェットも用意されており、将来的にはサードパーティーもガジェットがつくれるように、プラットホームを公開する計画もあるとしている。

関連情報

■URL
　 Microsoft Thumbtack（英文）
　 http://livelabs.com/thumbtack/

（青木大我 taiga@scientist.com ）
2008/12/11 12:02

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