NTT西日本奈良支店は12日、奈良県などのエリアの顧客情報4594件がファイル交換ソフトのネットワークに流出したと発表した。ただし、大部分はパスワードで保護されたものだという。
2003年当時に同支店が営業業務を委託していたエヌ・ティ・ティマーケティングアクトみやこ(現在のNTT西日本-みやこ)の元契約社員の自宅PCがウイルスに感染し、そのPCに保存されていた顧客情報が流出したことが社内調査で判明したという。
流出判明後に調査・分析した結果、顧客名、住所、電話番号などの情報が存在することを確認。4594件の内訳は、個人顧客が4464件、法人顧客が130件で、個人顧客のうち4463件、法人顧客のうち125件はパスワード保護されたものだとしている。なお、口座番号は含まれていないという。
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■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.ntt-west.co.jp/nara/top_contents/houdou.pdf
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( 永沢 茂 )
2008/12/15 21:32
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