Mozillaは16日、Webブラウザ「Firefox 3.0.5」をリリースした。Windows版、Mac OS X版、Linux版が用意されており、Mozillaのサイトから無償でダウンロードできる。
Firefox 3.0.5では、セッション復元機能におけるクロスサイトスクリプティングの問題など、合計8件の脆弱性を修正。8件のうち3件は、外部から任意のコードが実行可能になるなど、重要度“最高”の脆弱性とされている。このほか、複数の署名済みXPIを同時にインストールすると、過去のバージョンのFirefoxが起動しなくなる問題などが修正されている。
また、16日には同時に「Firefox 2.0.0.19」もリリースされた。Firefox 2.0.0.19でも、Firefox 3.0.5と同様の脆弱性が修正される。Mozillaでは、Firefox 2のセキュリティ更新の提供は今回で最後となるため、ユーザーは早急にFirefox 3に移行してほしいとしている。
関連情報
■URL
Firefox
http://mozilla.jp/firefox/
Firefox 3.0.5リリースノート
http://mozilla.jp/firefox/3.0.5/releasenotes/
Firefox 3.0セキュリティアドバイザリ
http://www.mozilla-japan.org/security/known-vulnerabilities/firefox30.html
Firefox 2のダウンロード
http://mozilla.jp/firefox/all-older
■関連記事
・ Mozilla、「Firefox 2」ユーザーに最新版へのアップデート通知(2008/12/05)
( 三柳英樹 )
2008/12/17 14:16
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