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「Joost」がP2P視聴ソフトの提供を終了、Webベースのサービスに


 動画サービス「Joost」は18日、P2P技術を利用した動画視聴アプリケーションの提供を終了し、FlashベースのWeb上のサービスに移行すると発表した。

 Joostは、Skype創業者のNiklas Zennstrom氏とJanus Friis氏が2007年に設立した企業で、P2Pストリーミング技術を利用した専用ソフトによる動画配信サービスを開始。ViacomやWarnerなど、多くのコンテンツ企業からのコンテンツ提供を受けてサービスを展開してきた。

 一方、最近ではP2P技術以外のサービス展開を進めており、2008年9月にはJoostのコンテンツをブラウザから視聴できるサービスを開始。11月には同様にiPhone/iPod touch用のアプリケーションを公開していた。

 今回、専用ソフトによるサービスを終了することについて、Joostでは、Webサイトに集中することで、Facebookとの連携機能など多くの改善がもたらされるためと説明。また、P2P技術については、JoostはP2P技術の資産を持っているが、「大部分の人は、動画が確実に届くのであれば、それがどのような方法であるかについては気にしない」とした上で、P2P技術に適したアプリケーションがあれば、それを新たなサービスとして再び導入するだろうとしている。


関連情報

URL
  Joost公式ブログの該当記事(英文)
  http://blog.joost.com/2008/12/why_were_discontinuing_the_joo_1.html
  Joost
  http://www.joost.com/

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( 三柳英樹 )
2008/12/19 14:51

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