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渡米前のネット申請「ESTA」がスタート、成田空港は混乱なし


ESTA申請ページ
 ビザを持たず90日以内の短期滞在で米国に入国する際、事前にオンラインで住所や氏名などを申請して認証を受ける「電子渡航認証システム(ESTA)」が12日から義務化された。

 ESTAは、氏名や住所、生年月日、パスポート情報などを入力するほか、犯罪歴などに関する質問に答える仕組み。日本語のサイトが用意されているが、すべての回答は英語となる。米国では、遅くとも出国72時間前までの申請を推奨している。申請は無料。

 必要事項を入力した上で申請すると、米国の法施行機関のデータベースとの照合が行われ、即座にサイト上で「認証」「保留」「拒否」のいずれかが判定される。認証を受ければ、2年間もしくはパスポートの有効期限まで認証が有効となる。

 申請はPC経由のみだが、知人や旅行会社などに代理申請を依頼することが可能だ。大手旅行会社のJTBは4200円で代理申請を受け付けており、「PCに不慣れなツアー客などが申し込んでいる」(JTB広報)という。

 全日本空輸(ANA)は1月31日まで、成田空港のチェックインカウンター付近などにPCを設置し、未申請の渡航者に対応する。「12日は3~4人がPCを利用したが、大きな混乱はなかった」(ANA広報)。2月1日以降は、状況を踏まえた上でPC設置の継続を検討するいう。



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URL
  ESTA申請ページ
  https://esta.cbp.dhs.gov/


( 増田 覚 )
2009/01/13 14:07

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