NHN Japanは14日、日本で展開予定の検索事業を支援する子会社として、「NHST Japan株式会社」を福岡県福岡市博多区に設立したと発表した。
NHN Japanは、2005年8月にポータルサイト「NAVER」のサービスを終了するなど、日本での検索サービスから撤退していた。しかし、親会社である韓国NHN Corporationによるグループ戦略の一環として、日本での検索事業再参入を表明していたが、サービスの詳細などは明らかにされていなかった。
今回設立されたNHST Japanは、韓国と日本、中国が連携する全社プロジェクトとして位置付けられた日本のインターネット検索事業推進に向けて設立。検索データベースの分析やデータマイニングといった検索事業支援を目的として2007年12月に中国・大連に設立された「Next Human Search Technology Corporation(NHST)」の日本拠点として、日本における即時性を伴う対応業務やローカライズ、国内の人材獲得を目的とする。
設立年月日は2009年1月5日で、資本金は5000万円。代表取締役には金亮都氏が就任する。検索事業については2009年上半期のサービス開始を目指して開発中であり、独自性の高いサービスを提供するとしているが、具体的なサービス開始時期やサービス概要などは確定次第改めて発表するという。
関連情報
■URL
NHN Japan
http://www.nhncorp.jp/
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( 甲斐祐樹 )
2009/01/14 19:51
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