ハイパーネットワーク社会研究所は、ネットいじめや闇サイトなどの「情報公害」問題を考えるワークショップを大分県別府市で2月19日・20日に開催する。国や企業、地域における取り組みの現状と課題を発表するほか、参加者との討論も行われる。
19日は「今、ネット社会で起きている問題」と題したセッションを開催。ITジャーナリストの佐々木俊尚氏が「ストリートビューとプライバシーからLIFElogの問題まで」、ヤフー最高コンプライアンス責任者(CCO)兼法務本部長の別所直哉氏が「事業者側の取り組みの現状と限界」というテーマで講演するほか、ディー・エヌ・エーや大分県警察本部サイバー犯罪対策の担当者らも発表を行う。20日は「信頼のネット社会実現のために」と題したセッションで、教育委員会やPTAの取り組みと課題などが発表される。
なお、ワークショップは、別府市の杉の井ホテルにおいて1泊2日の泊まり込みで行われる。夕食時には参加者や講演者との交流会のほか、「夜なべ討論会」と題した討論の場も設けられている。参加費は宿泊費込みで一般が2万5000円、学生が1万2500円。参加申し込みは2月10日まで。
関連情報
■URL
ワークショップの概要
http://www.hyper.or.jp/staticpages/index.php/ws2009
( 増田 覚 )
2009/01/22 11:19
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