米Microsoftは6日、Webメールサービス「Windows Live Hotmail」に多数の新機能を追加したと発表した。
まず、メール保存容量が事実上無制限になった。現在の容量は5GBだが、今回の改良により、利用開始時点で5GBだが、必要に応じて自動的に保存容量が追加されるようになる。ただし、容量増加のペースは「リーズナブル」であることと注意を促している。つまり、突然大量のストレージを必要とする場合、メールで注意を促されることもあるという。しかし、通常利用の場合には問題のないペースとも説明している。
また、画面も大きく変わった。特に大きな変更は、画面上部にあったバナー広告が横に移動したことだ。これにより受信箱でより多数のメッセージを見られるようになった。さらに、たくさんのテーマを選べるようになり、時間や天候によって変化が現れるテーマもある。メール署名もHTMLで編集できるようになった。
米国と英国では、Live Mapsの地図などのコンテンツをメールに埋め込むことができるようになったとしている。
また、Todayページにはソーシャル機能を追加。これにより、登録した友人たちのブログ、Twitter、Flickrの内容を、メールを開くたびに真っ先に見られるようになっている。
POP3アクセスができる地域も拡大し、米国とブラジルでも利用できるようになった。
これらの追加機能は今後、数週間をかけて全Hotmailアカウントに反映されていくとしている。
関連情報
■URL
Windows Live Hotmail公式ブログの該当記事(英文)
http://mailcall.spaces.live.com/blog/cns!CC9301187A51FE33!49790.entry
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2009/02/09 12:07
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