楽天と楽天証券は9日、「週刊新潮」の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の新潮社と同社社長らを訴えていた件で、東京地裁の判決内容を不服とし、東京高等裁判所に控訴した。
楽天と楽天証券は2006年10月、「週刊新潮」で掲載された2件の記事について、新潮社と同社社長らに合計12億6861万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求める訴訟を東京地裁に提起した。東京地裁は2009年1月、新潮社らに合計990万円の損害賠償を命じる判決を言い渡した。
楽天では、「当該判決において認容された損害賠償額が当社および三木谷の被った損害に比して著しく低額であると考えられること、謝罪広告の掲載が命じられなかったこと、および楽天証券株式会社に対する名誉毀損が認定されなかったこと」などから東京高裁に控訴したと説明している。
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ニュースリリース
http://www.rakuten.co.jp/info/release/2009/0209_2.html
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( 野津 誠 )
2009/02/09 21:24
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