米Trend Microは13日、アップローダーサービス「RapidShare」のユーザーアカウントを狙ったフィッシング攻撃が確認されたとして、注意を呼びかけている。
「RapidShare」は、ユーザーがアップロードしたファイルを他のユーザーと共有できる、主にファイルの配信を目的としたサービス。無料で誰でも利用可能だが、有料会員となることで、ファイルが高速にダウンロードできたり、同時に複数のファイルをダウンロードできるようになるなどの特典が受けられる。
確認されたフィッシングサイトは、RapidShareのダウンロードが失敗した画面に見せかけ、有料ユーザーのユーザー名とパスワードを入力するよう要求するもの。Trend Microでは、フィッシング詐欺で狙われるのは金銭だけではなく、犯罪行為の手助けとなるようなものはすべて詐欺の対象になるとして、ユーザーに注意を呼びかけている。
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■URL
Trend Micro公式ブログの該当記事(英文)
http://blog.trendmicro.com/rapidshare-uers-gets-phished/
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( 三柳英樹 )
2009/02/16 18:32
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