Lunascapeは17日、Webブラウザ「Lunascape 5.0 rc2」を公開した。対応OSはWindows Vista/XP/2000。同社Webサイトから無償でダウンロードできる。
Lunascape 5.0は、HTMLレンダリングエンジンとして、Internet Explorerが使用する「Trident」、Firefoxが使用する「Gecko」、SafariやGoogle Chromeが使用する「WebKit」の3種類のエンジンを搭載する。
rc2では、タブを閉じた時にレンダリングエンジンが原因で問題が発生した際、クラッシュ防止機能が働くようにした。また、強制終了が発生した際、その原因に応じて適切な再起動方法を選択できるようになった。
レンダリングエンジン関連では、Geckoの安定性向上を図るためバージョンを「1.9.1b3pre」に変更した。また、WebKit設定にホームページ設定の項目を追加したほか、SSL証明書が表示できるように仕様変更した。
さらに、前バージョン(rc)の品質向上レポート約1500件の解析を行い、20カ所の不具合を修正した。Tridentエンジン使用時にDeleteキーが利かなくなる不具合や、起動後すぐに最新バージョンのチェックをすると強制終了する不具合、ページの自動更新が利かない不具合などを修正している。
関連情報
■URL
Lunascape 5.0 rc2
http://www.lunascape.jp/lunascape5test/
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( 野津 誠 )
2009/02/17 12:49
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