NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は20日、インターネット経路情報データベース(IRR:Internet Routing Registry)の信頼性向上のため、データベースの分散配置や負荷分散技術導入による高機能IRRサーバーの運用・評価実験の実施を発表した。
実験は、総務省委託研究「経路ハイジャックの検知・回復・予防に関する研究開発」の一環として実施。日本でIRRを管理・運用するJPNICの協力のもと、NTT Comが開発したIRRサーバーを用いて、冗長化・負荷分散を考慮した地域分散IRRシステムを構築。その実用可能性を評価・検証する。実験期間は2月20日~27日。実験場所は東京・大阪・福岡の3地点。
実験の目的についてNTT Comでは、IRRを構成するシステムの冗長化・負荷分散により信頼性を高め、次のステップとしてIRRに蓄積されるデータの正当性の確保や、正当性検証技術について検討・研究を進めていくとしている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.ntt.com/release/monthNEWS/detail/20090220.html
( 三柳英樹 )
2009/02/20 18:42
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