グーグルは25日、Webメールサービス「Gmail」およびインスタントメッセージングサービス「Google Talk」を利用したフィッシング行為を確認したとして注意を促した。
グーグルによれば、両サービスの一部ユーザーに対して、「ViddyHo.com」というサイトにアクセスした上で、アカウントとパスワードを入力するように促すチャットのメッセージが送られたことを確認したという。
この手口についてグーグルは、「見かけ上は、Google Talkの友達からのメッセージに見えても、実は悪意のあるプログラムによって自動的に広がっていくフィッシング行為」と説明。同社では、このフィッシング行為が広まらないよう対処を行ったという。
なお、Viddyho.comにアクセスし、アカウントとパスワード情報を入力した覚えのあるユーザーに対しては、「Google アカウント」のパスワードとセキュリティ保護用の質問 (秘密の質問)を必ず変更してほしいと呼びかけている。
関連情報
■URL
グーグル公式ブログ
http://googlejapan.blogspot.com/2009/02/gmail-google-talk.html
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( 増田 覚 )
2009/02/26 11:23
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