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「テレコム・アドバイザー」資格の検定制度、今秋にもスタート


 総務省は、インターネットや携帯電話など電気通信サービスに関する幅広い知識を有し、その知識がユーザーにアドバイスできるレベルであることを認定するための検定試験について、パブリックコメントの募集を開始した。期間は4月3日まで。メール、FAX、郵送で受け付ける。

 総務省は、ブロードバンドの普及やIP化の進展により、サービスの多様化、料金の低廉化が進む一方で、新サービスの登場や料金体系の複雑化によって、ユーザーは自らのニーズに合ったサービス・料金を的確に選択することが困難になっていると指摘する。

 そこで、電気通信サービス全般に精通しつつ、ユーザーの視点で助言が行える能力を持つ者の育成を促進する観点から、アドバイザーとして必要な一定の知識があることを認定するために非営利の民間団体が実施する検定試験を総務省が後援する。

 今回は、検定試験の運用方針についてパブリックコメントを募集するもの。運用方針では、検定試験の主催者や内容、総務省後援で検定試験を行うための申請・承認・結果報告手続きなどを示している。

 総務省によれば、今回の資格は通称「テレコム・アドバイザー」と呼ばれているもので、家電量販店の販売員や消費者団体などでの利用を見込むという。運用方針は4月中に策定し、その後、検定試験の申請を民間団体から受け付ける。早ければ今秋には運用が開始される見通し。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2009/090304_4.html
  関連記事:MCPCケータイ実務検定、初回の試験実施[ケータイ Watch]
  http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/43771.html


( 野津 誠 )
2009/03/05 16:52

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