米Foxit Softwareは9日、PDF閲覧ソフト「Foxit Reader for Windows」に脆弱性が発見されたとして、バージョン3.0および2.3の修正版を公開した。修正版はFoxit Softwareのサイトから無償でダウンロードできる。Foxit Softwareではユーザーに対してアップデートを推奨している。
発見された脆弱性は、スタックベースのバッファオーバーフローに関するものと、認証の回避に関するもの、JBIG2画像の処理に関するものの3件。これらの脆弱性が悪用された場合、悪意のあるPDFファイルを開いただけで、任意のコードを実行させられる危険があるという。
関連情報
■URL
Foxit Software
http://www.foxitsoftware.com/
Foxit Softwareによる脆弱性情報(英文)
http://www.foxitsoftware.com/pdf/reader/security.htm
Secuniaによる脆弱性情報(英文)
http://secunia.com/advisories/34036/
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( 三柳英樹 )
2009/03/10 14:30
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