米Googleは24日、検索結果の表示方法に2つの改良を加えたと発表した。
1つ目の改良点は、検索結果の下部に表示される「他のキーワード」の欄に表示される語句について、キーワードに関係があると思われる事柄や概念を関連キーワードとして表示するようにしたことだ。
公式ブログに挙げられた例によると、英語版で「principles of physics(物理の原理)」と検索した場合、「angular momentum(角運動量)」「special relativity(特殊相対性)」「big bang(ビッグバン)」などの語句が、関連キーワードとして表示される。この新機能は37言語で24日から提供されるとしているが、現時点で日本語版ではこの機能は確認できない。
もう1つの改良点は、長いクエリーで検索した場合に、ページからの抜粋量が増加するということだ。
公式ブログによると、3語以上のキーワードを入力した場合に、検索結果ページの抜粋量が増加する。例としてあげられているページを見ると、抜粋量は通常の2行から3行程度へと増加するようだ。その結果、抜粋された文書の中にキーワードが含まれる機会が増え、ユーザーがより的確なページを選ぶための助けになるとしている。
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「principles of physics」で検索した例。「special relativity」「big bang」などの語句が関連キーワードとして表示される
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■URL
Google公式ブログの該当記事(英文)
http://googleblog.blogspot.com/2009/03/two-new-improvements-to-google-results.html
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2009/03/25 12:03
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